社内データ共有方法の改善・バックアップシステムの導入|社内データを更新する度に他PCの動作が遅くなってしまう。
目次
課題
クラウドストレージに、社内共有フォルダを作り、そのフォルダを複数PCと常時同期していた。
そのため、1つのPCでデータ更新を行うと、クラウドストレージから他PCへ同期がかかってしまい、他PCの負荷がかかる要因になっていた。
また、ランサムウェアなどのウイルス感染をした場合、PCもクラウドストレージにもロックがかかってしまい、業務がストップしてしまう可能性があった。
対応および結果
お客様の使用状況や、コスト面から判断し、以下の改善を行いました。
・ファイルサーバー(NAS)と外付けHDDを導入し、以下の3重バックアップを設定。
- ファイルサーバー(NAS):ミラーリングによる2重のバックアップ
- クラウドストレージ:ファイルサーバーを常時同期
- 外付けHDD:1日に1回世代管理バックアップ(クリーンなバックアップ)
①~③にて、より安全にデータが保護され、ランサムウェアなどのウイルス対策もできた。
・共有フォルダをファイルサーバー(NAS)に設置することで、大きなデータが更新がされても他PCへの負荷はなくなった。
・クラウドストレージは、現在利用しているデータ量に合ったプランを選定し直し、月額費用を削減することができた。